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平成29年度 道北口腔保健センター摂食・嚥下リハビリテーション症例検討会

平成30年3月4日大雪クリスタルホールにて症例検討会が開催されました。対象が、歯科医師、歯科衛生士で32名の参加者でした。(昨年は、20名程度)基調講演は、日本歯科大の菊谷 武教授による「チェアサイドに診るオーラルフレイル・口腔機能低下症―評価と対応のポイント」と題して開催されました。フレイルとは、加齢と伴に心身の活力が低下し、生活機能低下するが、適切な支援にて生活機能の維持向上が可能な状態のことと説明があり、私たち歯科医師は、咀嚼を第一と考えていましたが、お口の機能には、色々あり機能が低下すると様々な問題が出てくるとのことでした。その中でも次のチェックポイントを押さえることが大切とのことでした。
□食べ物の量や食べ物の種類を控えることがあった。
□食事時間が長くなった。
□歯や入れ歯の調子は悪くないのに噛むのが困難になった。
□思い通りにしゃべることが困難だ。
□歯や口のせいで外出を控えることがあった。
また、様々の資料データからお口の機能の低下による問題点、どのようなところをチェックするかなど問題提起があり。大変参考になりました。
 症例は、日頃の摂食・嚥下リハビリテーション患者さんから学んだことを発表しました。今回は、私が、入れ歯を入れることで希望していた食べ物を食べられるようになった症例や館先生が特養での10年間の経過を追跡調査、また服部先生が養護学校での活動状況について嚥下造影を披露して頂きました。
 今後も患者さん施設利用者さんの食べたり、飲んだりすることに係る健康管理を進めていきたいと思います。写真は、参加された先生方と菊谷先生です。(文責 薮下)

嚥下内視鏡の実習をしました

平成29年11月11日当センター4階にて摂食嚥下リハ部門の嚥下内視鏡検査の実習をしました。
嚥下内視鏡は、喉の状態を直接診ることによって飲み込みの状態を診断する検査です。
当センターは、このたび新しく検査のためのパソコンと光源をより持ち運びに便利にして訪問に役立てるよう旭川市に交渉して購入しました。これからも患者さんに有効に活用させて頂きます。                          (文責 薮下)

旭川肢体不自由児者父母の会主催のチャリティミュージックパーティに参加しました

平成29年11月11日アピスホールにて上記パーティーに参加しました。

当センターから障害者歯科診療部門チーフの久保先生と私が参加しました。例年ミュージシャンを呼んで楽しいイベントでした。当センターに通院する父母の皆さんの元気な姿をみて大変うれしく思いました。
(文責 薮下)

年末年始の救急歯科診療のお知らせ

年末年始(29日~3日)の休日救急歯科診療を行っています。
詳細はこちらです。

第34回日本障害者歯科学会学術大会報告

日時:2017年10月28日(土)、29日(日)
場所:福岡国際会議場
                       
当日は台風の影響か天候の優れない中、多くの先生方が学会に参加していま
した。まだ障害者診療に慣れていない状態での参加ではありましたが、その雰
囲気と色々な症例を知ることができたと思います。その中で、治療に際しての
口腔内のプラークコントロールの管理や患者や患者の家族との信頼関係の獲得
の必要性と困難さ、また全身状態の管理、医科や麻酔科との連携やその流れを
見ることができ勉強となった2日間でした。
(報告者 高田忠幸)

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