診療日程アクセスマップお問い合わせホーム

月別過去の記事 2015年11月

道北口腔保健センター特別講演会が開催されました

  平成27年11月22日旭川歯科医師会大会議室で東京歯科大学 阿部 伸一教授による下記の講演が開催されました。
「幼児・学童期から高齢者に至る咀嚼・嚥下機能の獲得と衰え」9:30~11:30
「インプラント解剖学~粘膜下に潜む危険部位を知る~」12:30~14:30
 旭川歯科医師会会員、北海道歯科衛生士会会員35名程が参加しました。
講演内容は、解剖学から考える筋肉線維の特徴と顎骨の成長と筋・神経との関わり、特に咀嚼筋活動と咀嚼・嚥下の関わりについてでした。印象に残ったのは、養護教諭から「学童期では、栄養状態を考えていたが、噛むということの大切さ・食べ方については、十分検討することが必要と認識させられた。」でした。また阿部教授は、矯正と筋機能訓練の関わりを講演し食事の食べ方がお口の周囲にどのように作用するかを話されました。
 午後からは、インプラントと神経・骨(下顎、上顎)へのパーフォレーションを解剖学的にどのように危険かを講演されました。
 司会・企画した松田先生、座長の伊藤先生御苦労さまでした。写真は、右から三戸旭川歯科医師会会長、阿部教授、藤田副会長・当センター運営委員長です。       (文責薮下吉典)

旭川地区在宅ケアを育む会勉強会で講演しました。

 平成27年10月21日(水)19:00より旭川市市民活動交流センターCocodeにて当センターから摂食嚥下リハ部門の薮下チーフと歯科衛生士の吉岡主任が「最近の口腔ケアについて-全身とのかかわり‐」「道北口腔保健センターでの在宅訪問歯科活動について」を講演をしました。参加職種は、医師、歯科医師、看護師、歯科衛生士、薬剤師など医療職、ケアマネ、施設職員、地域包括支援センターなど介護職など多職種にわたり70名出席しました。定員が60名だったため大盛況でした。内容は、歯ブラシだけではない口腔ケア、食べる前にお口の準備運動、歯周病と全身疾患、百均でできる口腔ケア、道北口腔保健センターの活動状況(訪問歯科診療、これからの地域歯科連携室開設について)でした。特に吉岡主任の在宅での口腔ケア、摂食嚥下リハについては、実際に患者さんに合わせた指導内容で改善がみられ、会場から感嘆の声があがるほどでした。
 今後もセンターでの診療活動について発表したいと思います。参加してくれた松田運営委員、矢口チーフありがとうございました。写真は、発表した吉岡さん、参加者とスライドです。(文責:薮下)       

〒070-0029 北海道旭川市金星町1丁目1番52号 TEL/FAX 0166-22-2290
Copyright (C) 2006 道北口腔保健センター All Rights Reserved.